<元祖>釣りバカ日誌
釣りバカは新入社員編から見始めましたが、
スーさん役の西田敏行が<元祖>ではハマちゃんを演じています。
どちらかというとハマちゃん役の西田敏行が、
新入社員編ではまさかのスーさんを演じる!?ということで話題になりました。
<元祖>もさかのぼって見始めましたが、
新入社員編のハマちゃん役に濱田岳を起用したのは、
ナイスキャスティング!と思いました。
そのまんま若い頃のハマちゃん😂
小さい頃、釣りバカがテレビで流れていると「合体!」が気まずい!
というイメージしかありませんでしたが(笑)
今見るとハマちゃんのみち子さんへの愛があふれていて普通に羨ましい夫婦関係です。
<元祖>釣りバカの時代背景
釣りバカ日誌の1は1988年に上映されています。
なので、ハマちゃんがノーヘルでバイクに乗っていたり、
スーさんが子供の頃の話をすると戦時中だったり、
会社には社歌があったり、取引先との宴会芸があったり、
と、時代を感じる描写があるものの、ストーリーとしては今見てもおもしろいです。
たまたま道で会った人が、たまたまこれから泊まる宿屋の娘さんで、
その娘とハマちゃんの知り合いがたまたま恋に落ちて、
ハマちゃんがキューピットになってハッピーエンド!
という出てくる登場人物がいつもきれいにまとまってくれる単純明快なストーリーなんだけど、
THE釣りバカというこの展開を毎回期待してしまうのです。
ハマちゃんの名言、名行動
特に印象に残っているものを3つ。
1.「魚にもいろんな種類がいるように、会社に一生懸命なやつばかりじゃつまらない」
会社で働く人間は、マグロやタイだけでなく、アジだってサバだっているんだ、
ということを言っています。
ハマちゃんの言い訳のようにも聞こえますが(笑)
なんだか妙に納得する言葉でした。
タモリさんが言っていた「やる気のあるやつは去れ!」にも通ずる衝撃です。
2.ハマちゃんの営業スタイル
ハマちゃんの同期がハマちゃんの上司として配属されるストーリーにて。
その新部長とハマちゃんが一緒に挨拶回りに行くのですが、
ハマちゃんの仕事ぶりがすごい。と、部長が感心します。
どの会社に行っても社員さんだけでなく社長さんとも友達のように話し、
取引先でも遠慮せずに高級寿司を頼みます。
それでもみんなから大人気で、
「ハマちゃん!ハマちゃん!」と次から次へと声をかけられているのです。
そしてやっぱり釣りの話で盛り上がります。
ハマちゃんのようにはできないけど、
そういう人たらしの営業スタイルは見習いたいなと思いました。
3.ハマちゃんの社長への接し方
スーさん(社長)とハマちゃん(平社員)が間違えられて、
ハマちゃんが社長の代わりに講演会をするはめになるストーリーにて。
社長のスーさんが運転中、
ハマちゃんは後ろの席で、横になって爆睡しています。
この性格、本当にすごいです。そしてスーさんも優しい・・
そのまま旅館に乗り込んだため、ハマちゃんが社長と間違えられ、
スーさんは運転手と思われてしまいます。
社長と間違われたハマちゃんはそのまま社長として講演会を行いますが、
やっぱり言うことはめちゃくちゃ。
でもしっかり講演会では笑いもとってお客さんの心もつかみ、
夜は爆笑宴会芸も披露して、仕事を大成功させます。
社長にも物怖じせず、友達のように接してくれるハマちゃんが、
スーさんも大好きのようです。
会社にひとりこういう人がいると、楽しいんだろうなという感じです。
そしてスーさんはスーさんでいつまでたってもモテるモテる。
スーさんの周りにはいつも綺麗な女性が近づいてきます。
そういえばこの設定は新入社員編ではないですね(笑)
ハマちゃんの釣りにかける情熱や性格を私も見習って、(?)
人生を楽しんで行きたいと思います。
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